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WBAのスーパーバンタム級とフェザー級元世界王者セレスティーノ・カバジェロ(38=パナマ)が10月4日、18戦全勝(17KO)の戦績を誇るWBC世界スーパーフェザー級11位アドリアン・エストレージャ(メキシコ)とメキシコのモンテレーで対戦する。
カバジェロはここ数年、試合枯れ状態が続いており、今回も昨年11月以来11ヵ月ぶりの試合となる。「彼(エストレージャ)は優れた選手なので厳しい戦いになることは覚悟している。でも私が勝つだろうね」と自信をみせている。近年、ジェフ・メイウェザー・トレーナー(米)に師事しているカバジェロだが、今回は自国パナマで調整を続けるという。42戦37勝(24KO)5敗。一方のエストレージャはデビューから17連続勝ちを収めて注目を集め、今年7月には元世界上位ランカーのダンテ・ハルドン(メキシコ)に12回判定勝ちを収めている。試合はエストレージャの持つWBC中米カリブ・スーパーフェザー級王座の防衛戦として行われることになりそうだ。カバジェロが勝てば3階級制覇に向けた大きな布石になることは確実だが、逆に敗れるようなことがあると選手生命の危機に瀕することになる。