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WBA、WBC世界スーパーライト級王者ダニー・ガルシア(26=米)の次戦に関し、WBCは指名挑戦者ビクトル・ポストル(30=ウクライナ)との対戦を義務づけている。9月12日には興行権入札が予定されている。
ダニー•ガルシア
ガルシアは8月9日にロッド・サルカ(米)を2回TKOで屠ったばかりだが、この試合に関してはサルカの実績および力量不足を理由に両団体ともタイトル戦の認可を見送った経緯がある。こうしたなかWBCがポストルとの指名防衛戦を義務化したわけだが、ガルシア陣営はIBF王者レイモント・ピーターソン(米)との統一戦かウェルター級転向を考えている。5月にセルチュク・アイディン(トルコ)に11回TKO勝ちを収めたとはいえ、世界的には無名に近いポストルとの試合は視野に入っていない様子だ。指令に従って防衛戦をこなすのか、それともWBC王座を放棄するのか。ガルシア陣営の判断が注目される。