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5月7日、海外での経験をいかんなく発揮しIBF世界ミニマム級2度目の防衛を成功させた王者・高山勝成(31=仲里)が14日、大阪市内の仲里ジムで次戦に向けて始動した。会見の冒頭、中出博啓トレーナーから1枚の用紙を渡された高山は用紙にサインし会見を始めた。
書類にサイン
練習前に会見を開いた高山は「今、次戦の試合のサインをしました。次戦は8月9日(日本時間10日)メキシコのモントレーでWBO世界ミニマム級王者のフランシスコ・ロドリゲスJr.(20=メキシコ:16戦14勝(10KO)2敗)と王座統一戦を行います」とサインしたての書類を報道陣に公開した。
突然の世界戦発表会見となった高山は「5月の世界戦が終わって学校に行ったり、IBF総会(アトランティックシティ)へ行ったりバタバタとしてジムワークは今日が初日です。こういう時に世界戦が決まって本当に嬉しいですし、大変興奮しています」と喜びを爆発させた。
突然の世界戦発表会見となった高山は「5月の世界戦が終わって学校に行ったり、IBF総会(アトランティックシティ)へ行ったりバタバタとしてジムワークは今日が初日です。こういう時に世界戦が決まって本当に嬉しいですし、大変興奮しています」と喜びを爆発させた。
喜びの笑顔
同階級4団体制覇を目標としている高山は「こんなに早く決まるとは思っていなかった。僕のチーム、(ライトニングK)のスタッフの皆さんが難しい交渉をまとめてもらって本当に感謝しています」と感謝を口にし「準備はできています、海外での経験もありますし、8月10日は僕が4団体制覇する日、と信じて戦ってきます」と目を輝かせた。
右:中出博啓トレーナー
会見に同席した中出博啓トレーナーは「去年の12月くらいから水面下で交渉は続けていました。今日書類が届き、サインし正直ホッとしていますし気合も入ります」と安堵の表情を見せ「ロドリゲス対策も頭にはあります、前戦も5月でしたし高山の状態も良く、タイミングはバッチリでしたね」と4団体制覇に自信を見せた。
仲里義竜会長
遅れてジムに現れた仲里義竜会長は「すごいことです。これで4団体制覇したら本当にすごいことです。チャンス活かしていきたい」と興奮した様子で語った。
4団体制覇へ始動
練習を開始した高山は入念なウォームアップ後、シャドー、ロープ飛び、サンドバック打ち、ミット打ちと約2時間汗を流し次戦に向けて順調な始動を見せた。