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25日、WBC女子世界フライ級王者、真道ゴー(26=クラトキ)の2度目の防衛戦が地元・和歌山ビッグウェーブで開催された。挑戦者はWBC世界同級9位、サウスポーのクレドペッチ・ルックムアンカン(21=タイ)。真道は冷静にジャブで距離を測り、序盤から主導権を握った。
会場の和歌山ビッグウェーブ
日本女子屈指のテクニックと強打を誇る真道は、その後もフェイントを交えての右ストレートを上下に打ち分け、若いサウスポーを圧倒。倒せはしなかったものの、8Rには開始早々から仕掛け、最後は連打でレフェリーストップを呼び込んだ。真道の戦績はこれで16戦14勝(9KO)2敗。クレドペッチは9戦6勝(1KO)3敗となった。
笑顔の真道と原田会長
磐石の内容で圧勝した真道だが、試合後の会見では「打ち合いの中で相手のパンチも少しもらってしまったので60点くらい」と辛めの評価。それでも「前半は手を出さず、相手のパンチを見極めてから5〜7Rくらいで行く予定でした」とプラン通りの内容に笑顔を見せた。原田哲也会長も「練習でしてきたことが出たので80点くらいはあげたいね」と王者を労い、次はメキシコ戦を予定していると明かした。
完敗ですと挑戦者
一方、敗れたクレドペッチは「真道のパンチが強いことは分かっていたので、中には入らない予定だった。それでもやられたのは王者が全て上回っていたから」と完敗を認めた。