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このほどWBCは、強盗殺人罪などで死刑判決が確定したものの静岡地裁の再審決定を受け釈放された元プロボクサー、袴田巌さん(78)に対し、「名誉チャンピオンベルト」を授与する意向を伝えてきた。4月6日、東京・大田区総合体育館のダブル世界戦の際に贈呈式を行う方向で調整に入っている。
日本プロボクシング協会の大橋秀行会長によると、4月6日の八重樫東(大橋)対オディロン・サレタ(メキシコ)のWBC世界フライ級タイトル戦と、アドリアン・エルナンデス(メキシコ)対井上尚弥(大橋)のWBC世界ライトフライ級タイトル戦の際にマウリシオ・スライマン会長が来日を予定しており、その際に「名誉チャンピオンベルト」を持参する予定だという。大橋氏によると袴田氏は体調が万全ではないため、姉の秀子さんにベルトを渡す可能性も含め調整に入っているとのこと。WBCは、過去に米国で殺人事件の犯人とされ19年の獄中生活後に無罪になったミドル級の元世界ランカー、ルビン・ハリケーン・カーター氏にベルトを授与した例がある。