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元日本ライトフライ級1位の佐野友樹が30日、刈谷市あいおいホールで開催された「SUPER FIGHT」のリング上で引退を発表。ラストリングには、IBF世界ミニマム級王者で5月7日に小野心(ワタナベ)の挑戦を受ける高山勝成(仲里)が駆けつけ、2ラウンドのスペシャルスパーリングで佐野と拳を交え、引退式に華を添えた。
そして、テンカウント。乾いたゴングがホールに鳴り響いた。
高山勝成が駆けつけた
佐野の最後のスパーリングパートナーを務めたのは、以前にもスパーで拳を交えたことがあるというIBF世界ミニマム級王者の高山勝成。リング上で向けられたマイクに「佐野さんは以前と変わらずスピードがキレていた」と、称えると静かにテンカウントを聞き遂げ、固い握手で佐野を見送った。
高山勝成
世界戦を5月7日に控える高山は「ベストを尽くして勝てるようにやります」と、日本人対決となる2度目の防衛戦に集中した。