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4月23日に大阪城ホールで、IBF世界スーパーバンタム級王者、キコ・マルチネス(スペイン)を相手に3年ぶりとなる王座返り咲きを目指す長谷川穂積(33)が7日、所属する真正ジムで報道陣に練習を公開した。
長谷川穂積(33=真正)
練習前に会見を開いた長谷川は「良い毎日を送っています。振り返ったら人生において貴重な日々を送っていると思うので、楽しいですね」と世界戦14戦目の余裕を感じさせる表情で語ると「この3年間、4度戦ったノンタイトル戦は、気持ちを作るのは難しかったですが、今回は世界戦ですし、キャンプで気持ちを作れたのでよかったですね」と、キャンプでは気持ちの切り替えもできたとのこと。今回の試合のテーマを聞かれると「余裕ですね。強いやつはいつでもどこでもどんな状況でも余裕があると思うんですよ。それが今回のテーマですね」と会見を締めくくった。
山下正人会長
今回もトレーナーを務める山下正人会長は「打ち合うのはいつでもできるからね、打ち合わないボクシングを前半いれていきたいね。相手はドンドン振ってくるから勢いづけたくないしね。後半自然と面白い試合になるでしょ」と会長の表情にも余裕が感じられた。
中辻啓勝マネージャー
常に練習をそばで見ている中辻啓勝マネージャーは「良い意味で世界戦、世界戦って気負っていないところがいいですね。これが世界戦14戦した人のキャリアですね。出来ることは全部していきます」と気合の表情で語った。
マルコム・ツニャカオ
同門の元世界チャンピオンのマルコム・ツニャカオは「ハセガワはやるべきことをわかっている。僕ができるアドバイスはしていくつもりだ。そんなに心配しないでもハセガワはチャンピオンになるよ」とバックアップを約束した。
軽快な動き
練習を開始した長谷川は入念なウォームアップの後、同門の東洋太平洋ランカーの山口翔太と3R、与那覇勇気と3R計6Rのスパーリングで軽快な動きを見せると、山下正人会長を相手にミット打ちを披露。続けてサンドバック打ちを済ませるとサウナルームへ移動してロープ飛びにバイシクルと順調に練習メニューを消化してジムを後にした。