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三年ぶりの世界戦に挑む長谷川穂積(真正)が17日、伊丹空港からキャンプ先の沖永良部島に向かった。
22日までの走り込み合宿に臨む長谷川「けがだけはしないように。もう若くないので。全く追い込むつもりはないですよ。普通に走ろうと思ってます。けがをすると苦しくなる。回復するまで練
習もできないし、キャンプでけがするのは何もならない。若い子(同行する与那覇、久保)とは別メニューにしょうと思うくらい。走る場所もコースも全く分からないし、コンクリートなのかも。それにより距離も変わる。無理をしない」と、マイペースを強調した。
長谷川穂積
長谷川が身体のケアに気を使うのにはワケがある。「8月と4月、前の2試合ですね。キャンプ帰って肉離れ。左右の足、ふくらはぎと太もも裏。肉体も変化しているし、それ相応のそういう練習をしていく。マッサージ器も初めてもって行きますよ。10年前に買ったマッサージなので古い。でかいし重いんですけど、ごろごろ回転するやつ」と、入念な準備を進めている。
スタミナに関しても「普通にボクシングの練習していけば問題ない。ダッシュとか減らして距離を走ればいいと思っている。瞬発系は肉離れしやすい。それも失敗から学んだこと。失敗が経験になっているので、(この3年は)意味はあった。前も言ったけど最高の状態でリングに上がりたい。最高とはケガしないことだと思ってい
ます」と、ベテランらしく焦りはない。
三年ぶりの世界戦を見据えた長谷川の動向に注視したい。