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WBA世界ミニマム級王者・宮崎亮(25=井岡)は、この世界王者を戴冠するまで主戦場としていたライトフライ級に戻して、大晦日に大阪市内のボディメーカーコロシアムでIBFライトフライ級11位のファーラン・サックリン・ジュニア(タイ)を迎えてノンタイトル戦8回戦のテストマッチを行う。近日中に世界王座を返上する予定の宮崎は26日、報道陣を集めて練習を公開した。
軽快な動き
練習前に会見を開いた宮崎は「気持ちは世界戦と一緒ですね。順調に仕上がっていますし、後は3kgの減量だけです」と笑顔で語り、対戦相手については「聞くところによると、相手のお父さんは世界チャンピオン経験者らしいので、サラブレットやし、雑草魂で戦います」と気合を入れ「常にチャレンジの気持ちを忘れずに良い試合を見せれるように頑張ります」と意気込みを語った。
井岡一法会長
会見に同席した井岡一法会長は「100%に近い仕上がりちゃいますか。今回は宮崎本来の階級やしバネも戻ってきた。今回は一翔(の相手)が強敵やから安心させてくれと言い続けてきたんや」と報道陣の笑いを誘い「足を使った本来の宮崎を見せれる。来年に向けても良い試合内容で勝たなアカン」と、発破をかけた。
決戦は大晦日
会見を終えた宮崎は、入念なウォームアップの後、同門の山本隆寛を相手に軽めのスパーリングを2R公開し、軽快な動きをみせた。その後はサンドバックを3R叩くとサウナスーツを着込みサウナルームでロープ飛びとストレッチで汗を流し、笑顔でこの日の練習を終えた。