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11月9日、男子にも劣らない勢いでサンドバッグを打ち込む宮尾綾香(30=大橋ジム)がいた。前回の公開練習より明らかに打撃が鋭くなった宮尾は、「やってきたことを試合で出したい」と明かす。
11月28日の後楽園ホールで、宮尾はWBA女子世界ライトミニマム級王座の3度目の防衛戦に臨む。自身初となる外国人選手を指名挑戦者に迎える宮尾に心境と意気込みを聞いた。
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シャドーでウォーミングアップを終えると、宮尾はサンドバッグを打ちを始めた。男子にも劣らない勢いで打ち込む姿は、前回の公開練習より明らかに打撃力の強化をうかがわせていた。
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「今回、実践をメインに調整しているので、そのせいかもしれないですね」と明かす宮尾は、この日までに50回のスパーリングをこなしていた。今回の対策について、「自分の体調を整えること(笑)。それからやってきたことを出せるようにすることぐらいですね」と明るく答えた。
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今年6月、安藤麻里との防衛戦を制した試合後会見で宮尾は「もっと綺麗なボクシングをしないといけない。私が目指す高みは、まだまだ遠いです」と反省を口にした。あれから4ヶ月、「徐々に理想のボクシングになってきているのかな」と控えめに話したが、試合への意気込みを聞くと、「ここは絶対に負けられないです。勝って、さらに光を浴びたい」と、最後に笑顔を見せた。