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12月3日にボディメーカーコロシアムで開催される「亀田祭り」で、約四年半ぶりに国内のリングに上がるIBF世界ミニマム級王者・高山勝成(30=仲里)が7日、大阪市内のハラダジムにスパーリングの出稽古に現れた。
この日、高山の出稽古に同行した中出博啓トレーナーによると、今年の3月31日にIBF世界ミニマム級王者を戴冠した高山は、年内に指名挑戦者と試合を行うことをIBFに義務付けられていた。しかし、現在のところ、ランキング1位と2位は空位であるため、12月3日に迎えるランキング6位の挑戦者、ビルヒリオ・シノルバ(比)との防衛戦を指名試合として認定するようIBFに申し出ていた。ようやくこの日、IBFから認可が下りたとのことで、高山陣営は胸をなでおろした。
「今回の試合は高山の4年半ぶりの凱旋試合。フルモデルチェンジした高山をお見せしますよ」と、中出トレーナーは声を弾ませた。
高山勝成、国内復帰は12月3日
疲れのピークを迎えている高山は、この日行われた5Rのスパーリングでは、やや精彩を欠いたが、高度なディフェンス力を披露した。「一番しんどい時の練習なのでそれなりに課題も見えたし、次にいかせると思う」と話すと、アウェイの地でボクシングを続けてきた男は、笑顔で汗をぬぐった。