成田強化合宿を公開

　18日から千葉県成田市のゴルフ場で強化合宿を行っている、山中慎介(30=帝拳)、三浦隆司(29=帝拳)、ホルヘ・リナレス(28=帝拳)、粟生隆寛(29=帝拳)、村田諒太(27=三迫)の5選手が合宿先での練習を公開した。

　会見前、本田会長から各選手の試合日程の発表があり、11月に山中、リナレス、粟生が、12月に三浦、村田の試合を予定しているとのこと。また、リナレスと粟生は現在10回戦をみているが、タイトル戦の可能性もあることを明かした。村田選手について「来年は最低でも4試合行う予定、対戦相手は段階を踏んでしっかりと決めていくつもり」と話すと「来年の後半が勝負かな」と話した。

　記者陣から心境を問われ、
山中「3度目の防衛戦に向けてしっかり身体を作って試合に望みたい」
村田「世界チャンピオンに囲まれて刺激を受けながらトレーニングができています。次の試合も厳しいものになると思うので、しっかりと練習したい」
粟生「試合が近づいてきたと実感でき、意識が高まってきました。しっかり体力を作りたい」
三浦「次の防衛戦に向けしっかり土台を作りたいです」
リナレス「試合も決まったし、タイミングよく参加させてもらうことができた。しっかりと練習したい」
とコメントした。

　練習内容は、アップダウンの激しいコースを朝夕約1時間13キロを各自のペースで走り込む。山中は「テーピングをしながら怪我をしないように走っています」と話した。
　会見後、コースでのランニングをスタートした5選手だったが、村田選手が圧倒的な速さで3周を走り終わり、全員が戻った後に3ラウンドのシャドーを行いストレッチをしてその日の練習は終了した。