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先ごろ引退を発表した花形ジムの2大看板、元日本スーパーバンタム級王者の木村章司(36)と元日本スーパーフライ級王者の菊井徹平(34)の引退記念興行が12月3日(火)、後楽園ホールで行われることになった。プロ入り16年、一時代を築いた木村と菊井が遂にリングを去る。
木村章司
1997年にデビューした木村は、デビューから17連勝を記録し、2005年、2009年と日本スーパーバンタム級王座を2度獲得。世界王座には海外で2度挑戦したが実らず。2010年、最初の世界挑戦に失敗した後、一度は引退を表明したが、2012年1月の再起戦で現東洋太平洋フェザー級王者の李冽理(横浜光)に勝利し、勢いそのままに同年5月、2度目の世界戦でWBA世界フェザー級スーパー王者クリス・ジョン(インドネシア)に挑戦。しかし、15度防衛のジョンの牙城を崩すことはできず判定で敗れ、後に引退を表明した。生涯戦績は31戦24勝(9KO)5敗2分。
菊井徹平
また、木村と同じ1997年にデビュー後、2000年に花形ジムに移籍した菊井は、元WBC世界フライ級王者の内藤大助(宮田)、元WBA世界スーパーフライ級王者の河野公平(ワタナベ)など、後の世界王者と拳を交え、2006年に元東洋太平洋スーパーフライ級王者、相澤国之(三迫)との王座決定戦を制し日本スーパーフライ級王座を獲得。2007年には、メキシコでクリスチャン・ミハレスの持つWBC世界スーパーフライ級王座に挑むも判定負け。これが唯一の世界戦となった。その後再起するも負け越しが続き、2012年12月の椎野大輝(三迫)戦が最後の試合となった。生涯戦績は38戦24勝(4KO)12敗2分。