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[動画・会見]2013.9.9

三浦もジムワーク開始

 8月にメキシコのカンクンで1位セルヒオ・トンプソン(メキシコ)とのダウン応酬の激闘を制したWBC世界スーパーフェザー級王者、三浦隆司(29)が9日、都内の帝拳ジムで試合から約3週間ぶりにトレーニングを再開した。
会見で笑みをこぼす三浦
 敵地で臨んだ初防衛戦は2Rと6Rに「ボンバー」を決めてダウンを奪ったものの、自身も8Rにダウンを喫するなど厳しい試合だった。それでも3対0の明白な判定勝ちで王座を守り、「きつい試合だったけれど勝てて自信がついた」と、三浦は激闘を振り返った。反省も忘れてはいない。「左が炸裂したけれど、倒し切れなかったので課題が残りました」。
山中と一緒にボンバー!
 帰国後は家族の待つ秋田県に帰郷、英気を養ったという。「子供(2歳)と“ボンバーごっこ”をして遊びました」と三浦が話すと、一緒に会見に臨んでいたジムメートのWBC世界バンタム級王者、山中慎介からすかさず「それ、何?」と突っ込みが入った。「子供と『ボンバー』と言い合うんです」と三浦が真面目に説明。報道陣から「奥さんは加わらなかったのか」と質問が飛ぶと、「白い目で見ているだけでした(笑)」と三浦。試合前のピリピリした問答とは異なり、和やかなトレーニング再開の会見となった。
世界王者2人のシャドー
 山中と同様、トレーニングは極めて軽めだった。ウォーミングアップ、3ラウンドのシャドーボクシング、ロープ跳び、腹筋というメニューで、正味30分で練習を切り上げた。
次戦は年内に予定
 気になる次戦は「年内に予定」(浜田剛史代表)という大まかなスケジュールが出ているに留まっている。18日から25日まで成田で走り込みキャンプを行い、V2戦に向けて準備を整えていくことになる。

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