中川が初のMVP

　9日、東日本ボクシング協会は8月度の月間三賞を発表。月間最優秀賞には、先月3日の日本ミドル級タイトルマッチで、前王者の胡朋宏(横浜光)を7RKOで破り、新王者に輝いた中川大資(35=帝拳)が選ばれた。ウェルター級、スーパーウェルター級、ミドル級と日本3階級を制覇した中川だが、月間MVPの受賞は初。ジムで練習中の中川は、この報告に「敢闘賞はこれまで頂きましたがMVPは初めて。やっと獲れました、本当に嬉しい」と喜んだ。

　敢闘賞には、日本スーパーウェルター級王座決定戦を初回KOで制し、史上初の日本5回級制覇を成し遂げた湯場忠志(36=都城レオS)が、新鋭賞には昨年度の東日本新人王準優勝の勅使河原弘晶(23=輪島S)が選出された。

■2013.8度月間賞(9/9選考)
□月間最優秀選手賞
日本ミドル級新王者
中川 大資(帝拳)
対象試合:8/3日本ミドル級タイトルマッチ10回戦
7R KO勝ち
対戦相手:前王者
胡 朋宏(横浜光)

□月間敢闘賞
日本Sウェルター級新王者
湯場 忠志(都城レオS)
対象試合:8/12 日本Sウェルター級王座決定10回戦
1RKO勝ち
対戦相手:同級2位
切間 庸裕(折尾)

□月間新鋭賞
勅使河原 弘晶(輪島)
対象試合:8/12日 オープン6回戦
4RTKO勝ち
対戦相手:澤田 京介(JBS)

■表彰式
9/27日(金) 後楽園ホール「東日本新人王予選」※7月分と合同