5月度月間賞表彰式

　1日、後楽園ホールで開催されたダイナミックグローブのリングで5月度月間賞の表彰式が行われた。
　リング上には各賞の受賞者が揃い、表彰と記念品が授与され、受賞の喜びと今後の豊富を語った。

■月間新鋭賞
日本Sフライ級12位・藤原陽介(ドリーム)
■月間敢闘賞
東洋太平洋フェザー級王者・細野悟(大橋)
■月間最優秀選手賞(MVP)
東洋太平洋Sフェザー級王者・内山高志(ワタナベ)

　新鋭賞受賞の藤原は「この賞をのもらいありがたく思います。8月22日に試合があります。是非、観に来て下さい!!」と挨拶。緊張からかなかなか声を出せなかった藤原だが、会場の声援に後押しされ喜びを語った。

　敢闘賞受賞の細野は「敢闘賞を頂きとても嬉しいです。10月に防衛戦を行いますので、皆さん観に来て下さい」と受賞の喜び、自身が保持する東洋太平洋フェザー級王座V3戦の決定を会場にアピールした。細野は10月の防衛戦をクリアし、世界挑戦に王手を掛けたい。その為にもV3防衛戦は内容・勝ち方が問われる一戦となる。

　最後に最優秀賞受賞の内山がマイクを握った。「お陰様でMVPを頂く事が出来ました。三信交通というスポンサーもつき、今はボクシングに専念出来、とても充実しています。世界挑戦が決定したら必ず獲ります!!」と力強くコメント。世界挑戦の4文字が内山から出た瞬間、満員の後楽園ホールは大歓声に包まれた。ボクシングファンは内山の世界王座奪取に大きな期待を寄せ、日本の新たなヒーロー誕生を待ち望んでいる。