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[ニュース]2009.8.2

近藤衝撃、45秒王座奪取!!

 1日、後楽園ホールで開催された日本ライト級タイトルマッチ10回戦「王者・三垣龍次(M・T)VS挑戦者・近藤明広(日東)」の一戦。
 王者・三垣は今年4月に前王者・石井一太郎(横浜光)を9回KOで破り、悲願の日本王座奪取。今後の安定政権を占う大事な初防衛戦を迎えた。
 対する挑戦者・近藤は、2007年度全日本ライト級新人王を獲得。デビュー2戦目で黒星を喫するもその後10連勝をマーク。今最も勢いに乗る若手の注目株だ。
 試合は、両者主導権を奪うべく積極的にジャブを繰り出すも、近藤が三垣のジャブに右ストレートを被せると、これが三垣にクリーンヒット。棒立ちとなった三垣にワンツー連打からの右ストレートを打ち込むと、レフェリーが両者の間に割って入った。1回45秒、近藤がまさに衝撃のKO劇を演出し、三垣から日本ライト級王座を奪い取った。
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 日本ライト級王座最短奪取となる1回45秒を記録した近藤は、自分の勝利をレフェリーに告げられるとリング上で倒れ崩れ号泣。日本王者の証を腰に巻き、リング上のインタビューで更に喜びを爆発させた。「本当に嬉しいです!!夢だと思っています。本当に勝てるとは思わなかった。ありがとうございます。まだまだ王者になり立てですが、ここで終わりじゃないですから。これからも応援お願いします!!」と、駆け付けた応援団と共に喜びを分かち合い、大“近藤”コールに再び目を潤ませていた。
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 控室で王者・近藤は記者団に囲まれ、45秒TKOによる王座奪取劇を振り返った「1Rは様子を見て、2Rからガンガン行こうと思った。だけどリングに上がったら僕は負けても失う物は無いと思い、初回から行こうと決めました。僕のジャブに反応してないので右を打っても当たるかなと。三垣選手はジャブの多い選手。ジャブの刺し合いになると思ったし、ジャブを貰ったら向こうのペースをになるんでジャブを貰わない様に。(試合中に)チャンスは2度来ないと思っていたし、1度目のチャンスで行こうと思っていた」と試合を振り返った。
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 日東ジム53年振りの日本王座戴冠をについて近藤は「伝統を頭に入れて、伝統を守るつもりで戦いました」と感慨深げにベルトを見つめた。日東ジム益戸マネージャーも「伝統だけではしょうがないんだが、近藤は良くやってくれた」と満面の笑みで王者を称えた。
 今後の目標について近藤は「ライト級は強い人が多い。狙われちゃうんで大変ですね。勝てるとは思ってなかったんで次の事は考えてませんでした。まだ夢を見てる見たいです」と語り、改めて自分の肩に掛けられた日本王者のベルトを見つめていた。
 日本ライト級タイトルマッチ最短奪取記録1回45秒、日東ジム53年振りの王座戴冠と、日本ライト級の主役に踊りだした近藤は、日本ボクシング界の、そして日東ジムの歴史にその名を刻んだ。

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