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[世界戦発表会見]2013.7.26

今年の夏は最後まで熱い

 世界戦ラッシュで大盛り上がりの2013年夏―。大阪市内にある井岡ジムで26日、WBA世界ライトフライ級王者の井岡一翔とWBA世界ミニマム級王者の宮崎亮がそろって会見を開き、9月11日にダブル世界戦を開催することを発表した。
共同会見
 9月11日のダブル世界戦は大阪市内にあるボディメーカーコロシアムで開催され、TBSが生中継する予定。
 井岡一翔に挑戦するのは、元WBA世界ミニマム級王者で現在ライトフライ級5位のクワンタン・シスモーゼン(タイ)で、戦績は45戦43勝(22KO)1敗1分の28歳。
 宮崎亮に挑むのはWBA世界ミニマム級暫定王者でランキング1位の実力者、ヘスス・シルベストレ(メ)23歳。戦績は30戦27勝(20KO)3敗。
井岡一翔
 「負ける気はしません。経験のある選手ですが、試合が終わったときには実力差を見せつけられると思います」とリラックスした様子で話した一翔は「試合内容にもよるが、年内に3階級制覇を目指していきたい」と大きな抱負を語った。
宮崎亮
 「本来ならば、(ベルトを)返上して次の階級の調整試合をする予定だったけど、無理を言って(ランキング1位)とやらしてもらうようになったので、井岡一法会長や井岡弘樹西日本ボクシング協会会長に恩返しをするためにも、いい勝ち方をしたい」と話すと「試合に向けて、最高の調整をして最高のKOを見せます」と気合いを入れると「この夏最後の世界戦ですが、一番熱いのは僕たちでしょう」と笑顔を見せた。
井岡一法会長は27日が誕生日
 会見に同席した井岡ジムの井岡一法会長は「いつもと変わらず今まで通りやるだけ。相手は打ってくるはずなので、落ち着いて対処すればいい」と一翔にエールを送ると宮崎の防衛戦に関しては「毎度のことだが減量が勝負。相手もパワーヒッターなのでKO勝負になるでしょう」と展望を語った。
笑顔で会見
 西日本ボクシング協会を代表して会見に同席した井岡弘樹会長は「自分のやることをきっちりやってくれれば問題ない」と一翔の実力に太鼓判を押すと「厳しい減量に打ち勝って、ミニマム級を勝って次(の階級)へ行ってほしい」と複数階級制覇を後押しした。

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