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10日、ドレスデン市内のショッピングモール「Etagenubersicht Centrrum-Galerie」において、13日に開催されるWBO世界スーパーミドル級タイトルマッチの公開練習が催された。
夕方の16時から行われると、買い物や食事にきていたドレスデン市民が、設置された特設リングに足を止めた。
夕方の16時から行われると、買い物や食事にきていたドレスデン市民が、設置された特設リングに足を止めた。
清田 祐三
観衆が見つめるなか、司会者が先に「日本からきたカミカゼファイター」と挑戦者を紹介すると、清田祐三(29=フラッシュ赤羽)は手を振りながら登場した。シャドーボクシングに古里トレーナーとのミット打ちと、清田は軽めの動きに務めると、本来の切れ味鋭い右ストレートは本番まで温存する構えを見せた。
左に要注意
続いて司会者の紹介を受け、王者ロバート・スティーグリッツ(32=独)が姿を現すと、会場は拍手に包まれた。挑戦者同様、王者も全力のボクシングは封印するも、スティーグリッツが打ち込むワンツー連打と左フックは重量感に溢れ、身体の強さが生み出すプレッシャーは重みを感じさせた。
チーム・スティーグリッツ
試合を直前に控えていることもあり、王者と挑戦者は互いに手の内を隠しての練習となった。しかしスティーグリッツのボクシングをその目で確認した清田は「僕が倒す相手が動いているところを見れて良かった」と笑顔を見せれば、古里トレーナーも「世界王者として大舞台を経験しているが、スティーグリッツはそれほど大きく感じなかった。しかし甘くは見ていません。距離を挟んでの出入りに注意し、スピードに乗らせないことを心掛けている。勝機は十分あります!!」とスピードを要注意とするも、王座奪取に自信を深めた。
(財)JBCが公認後、日本人最初のWBO世界スーパーミドル級タイトルマッチまで、あと3日。
(財)JBCが公認後、日本人最初のWBO世界スーパーミドル級タイトルマッチまで、あと3日。