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26日、中国・上海から一転。急遽、東京・ディファ有明にて、特例のワンマッチとして行われたWBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦「王者・内藤大助(宮田)VS同級10位・熊朝忠(中国)」の一戦は、王者・内藤が6回にダウンを喫するも、キャリアの差を見せつけ、判定3-0(113-111,114-111,114-110)で5度目の王座防衛に成功。自身の持つ国内最年長記録(34歳3ヶ月)を更新した。
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試合後の会見で内藤は「相変わらず情けない。練習やスパーリングでやってきたことが全然出せない。こんなにお客さんが来てくれてるのに…、こういう試合じゃダメ。自分に怒りと反省でいっぱい。(6Rのダウンは)ワンパターンの攻撃しかできなかったから読まれちゃったかなぁ。それに対して対応しきれなかった。スパーリングと本番と…違うんだよなぁ。思いどおりにいかないし…。どうしても守る立場になると(力を)出せないんだよなぁ。気が小さい。今日は反省の言葉しかないです。勝てたから言えることだけど、スパーリングだともっとできるんだけどなぁ、挑戦する立場だともっとできるはずなんだけどなぁ。そこが僕のダメなところ。でもまぁ(勝って)残ったから、次の試合に向けて勉強です。今日のような試合を繰り返しちゃいけない。反省の材料にして、いっぱいトレーニングして、次につなげていきたい。勝ったからいえること。負けたら言わない。かっこ悪くて言えない。ま、今はやっぱりボクシングのボの字も考えたくないですけど(笑」
と、「勝ったから言えること」を連発していた。バックリ切れた両目上からは鮮血が滲み、口の中もかなり切れているようで、しっかり閉じられない様子だった。