試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
1日に後楽園ホールで行われた第514回ダイナミックグローブで、2年前の全日本新人王、尾川堅一(帝拳)が佐藤駿介(北澤)に2RTKO勝ちを収め戦線復帰を果たした。
最後はレフェリーストップ
尾川は昨年8月、プロ9戦目で初の5RTKO負けを喫したが、その試合でアゴを粉砕骨折。「あの試合では打たれるたびにジャリジャリと音がしていたほど」と回顧している。手術では骨折した箇所にボルトを20本以上入れて固定した。今回はその負傷から10カ月ぶりのリングだった。2Rに右ストレートから左右をフォロー、完勝といえる内容で復帰戦を飾った。
まずは日本ランク復帰を目指す
「試合前は怖くて不安があったけれど、勝てて正直ホッとしました。僕にはこれ(ボクシング)しかないので」と、尾川は戦線復帰にまったく迷いはなかったことを明かした。これで10戦9勝(7KO)1敗。再び快進撃が始まりそうだ。当面の目標は日本ランキング復帰だという。「年内にあと2試合して、そのあとも名前を売って会社(番組制作会社ヴィステック エンタテインメント)に恩返ししたい」と笑顔で話した。