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4月13日(日本時間14日)に米国ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで行われるWBO世界スーパーバンタム級王者ノニト・ドネア(比/米)対WBA世界同級王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)の発表記者会見が現地時間21日に行われた。
大会ポスター
ドネアとリゴンドーの対戦は数週間前に内定はしていたものの、会場選びに難航し発表にいたらなかった。しかし、木曜日にニューヨークで発表会見を行うと両選手をプロモートするトップランク社が発表し、すべての契約が合意したかに思われていた。
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しかし、契約の条件に含まれていたドーピング検査を行う条項にリゴンドー陣営は受け入れると口頭では約束していたものの、ドーピング検査機関VADAとの契約にサインしていなかった。
ギジェルモ・リゴンドー
これを知ったドネアはニューヨークには向かうものの、リゴンドーがVADAとの契約をしないのであれば会見には出席しないし、試合も中止すると発表した。
ノニト・ドネア
そして、本日会見を向かえたが、会見開始予定時刻になっても始まる気配がなく1時間がすぎようとしていたところ、リゴンドーは集まった記者の目の前でVADAとの契約書にサインし、ようやく記者会見が開始された。
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リゴンドーは「これでようやく試合が正式決定した。あとはやるだけだ」と話すと、ドネアも「お互い試合に向けて真剣にトレーニンングするだろう。彼には(プロでの)経験が足らないと思っているが、4/13にどちらがスーパーバンタム級で一番強いのかがハッキリするよ」
発表までには紆余曲折があったが、ファンや関係者の間でも大注目のカードが正式決定した。