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WBC世界スーパーライト級6位"マエストロ"亀海喜寛(帝拳)が2日、約10ヶ月ぶりに後楽園ホールのリングに戻ってきた。
昨年は本場アメリカでノンタイトルながらメインを飾った亀海。惜しくも引分けで連勝記録を逃したが、世界中量級の層の厚さを改めて肌で感じ、得たものも大きかったようだ。
昨年は本場アメリカでノンタイトルながらメインを飾った亀海。惜しくも引分けで連勝記録を逃したが、世界中量級の層の厚さを改めて肌で感じ、得たものも大きかったようだ。
オスカー・ラリオス氏
この日、亀海の相手としてメキシコから来日したホセ・アルベルト・レアルのセコンドには、日本でも馴染み深い元世界2階級制覇王者オスカー・ラリオス氏の姿があった。
ダウンを奪った亀海
ラリオス氏が見守る中、長身を生かし左を突いたレアルだが、亀海は得意のボディワークで懐に入れず、2Rにロープへ詰めると、左右の連打から右フックを直撃。これで完全に腰が砕けたレアルに、最後は左フックを追加しキャンバスに沈めた。
レアルは起き上がるもポーズが取れずに10カウント。亀海が2R1分59秒、会心のKO勝利で後楽園ホールを沸かした。
レアルは起き上がるもポーズが取れずに10カウント。亀海が2R1分59秒、会心のKO勝利で後楽園ホールを沸かした。
試合後、レアルとラリオス氏
試合後、会見に応じたラリオス氏は「亀海は強かった。左を突いて右を出せと指示をしたが、最後は運が悪かった。彼のトレーナーを始めて1年半だが、また日本に来たい」とコメントを残した。
本格的にアメリカ進出
一方、世界の頂点を目指す亀海は、今後はアメリカに拠点を移すと明かし、ロスかラスベガスで練習先を見つけ、3月中旬ごろには日本を発つ予定とのこと。「(今日の試合は)練習の成果が出た。これからは向こうでアピールして結果を出していきたい。今年を勝負の年にしたい」と決意を語った。