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12月15日、米国テキサス州ヒューストンのトヨタセンターで対戦することが決定したWBO世界スーパーバンタム級王者ノニト・ドネア(比/米)と、5階級制覇の実績を持つホルヘ・アルセ(メキシコ)が8日(日本時間9日)、ヒューストンで共同会見に臨んだ。
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ドネアは今年2月、ウィルフレド・バスケス・ジュニア(プエルトリコ)に判定勝ちでWBO世界スーパーバンタム級王座を獲得。併せて4階級制覇を成し遂げた。7月にはIBF王者ジェフリー・マセブラ(南ア)に判定勝ちを収め、2団体王者になった。10月にはWBCの名誉王者、西岡利晃(帝拳)に9回TKOで快勝、このクラスでも名実ともにトップであることを証明している。
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今回の試合は西岡戦から2カ月という短期間であること、左人差し指付け根の裂傷が慢性化していることなどから見送られるものと思われたが、ドネア陣営が了解したことで急遽決定した。5階級制覇王者を相手にドネアの並々ならぬ自信が感じられる。
ジョージ・ファオマン(中央)
会見で顔を合わせた両雄に一触即発の雰囲気はなく、ヒューストン在住の元世界ヘビー級王者ジョージ・フォアマンと記念撮影するなど無難に会見を終えた。
WBO王座の3度目の防衛戦に臨むドネアは「この試合は4年前から計画されては消滅していたが、やっと実現することになった。タフでラフ、そしてエキサイティングな試合になるだろう」と話した。一方のアルセは「ノニトとは友達でもあるんだが、これはビジネスだから割り切って戦うさ。そして絶対に勝つよ」と自信をみせた。