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東洋太平洋ライトフライ級王者の宮崎亮選手が18日、大阪市内にある自身の所属する井岡ジムで会見を行い、大晦日にボディコロシアム(大阪)にてWBA世界ミニマム級王座を懸け、元同級世界王者ポンサワン・ポープラムック(タイ)と対戦することを発表した。ポンサワンは昨年10月に来日し、八重樫東(大橋)を相手に防衛戦を行い10ラウンドTKOで敗れ、ベルトを奪われた。
今年の6月20日には、宮崎と同門の井岡一翔が八重樫とWBC・WBA世界王座統一戦を行い、井岡が王座統一に成功した。先日、井岡がこのベルトを返上し、階級を上げたことに伴い王者不在となったために今回のタイトル戦が決定した。
今年の6月20日には、宮崎と同門の井岡一翔が八重樫とWBC・WBA世界王座統一戦を行い、井岡が王座統一に成功した。先日、井岡がこのベルトを返上し、階級を上げたことに伴い王者不在となったために今回のタイトル戦が決定した。
いよいよ世界へ
会見で宮崎は「世界挑戦は長い間の夢であり、一回のチャンスを掴み取りたい。決まったのは本当にうれしい。必ず恩返しします。」と目を輝かせた。「打ち合っても、捌いても勝てる自信は凄くある。」とキッパリと話したが、現在のライトフライ級から一階級落として挑むことに関しては「減量は根性で落とす。」としながらも「今回は、ポンサワンではなく減量との戦い。」と現在の53キロからの調整に覚悟を決めた。最後は「八重樫さんより早く倒します。」と堂々の1ラウンドKO宣言も飛び出した。
井岡一翔
同門で前WBA世界ミニマム級王者の井岡一翔は「(宮崎選手は)身体能力では僕よりも上。ミニマムだが迫力のある試合ができる。絶対勝てると信じている。面白い試合になるはず。」とエールを送った。
左:宮崎亮・右:井岡一法氏
会見に同席した井岡一法トレーナー兼プロモーターは「ミニマム級の方が確実に世界が獲れるとふんだのでWBAで行くことにした。未知の領域だが、体重は落とせると思う。」と今回の経緯を説明すると「(現在持っている)OPBFのタイトルは近々返上する。」と発表した。