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20日、後楽園ホールで開催された「角海老ボクシング」のメインイベントでは、藤本京太郎(角海老)が日本人初の世界ヘビー級ランク入りを狙い、WBC世界ヘビー級15位チャンシー・ウェリバー(米)と激突した!!
果たして藤本は、"モンスター"が鎬を削る世界ヘビー級戦線に割って入ることができたのか…。
果たして藤本は、"モンスター"が鎬を削る世界ヘビー級戦線に割って入ることができたのか…。
試合後のウェリバー
サウスポーのウェリバーは巨体を活かし、右フック・左ストレートで詰めるが、藤本は足を使いスピードで対抗する。藤本は右ストレートを上下に打ち分け、左ボディを突き刺すが、ウェリバーは「打って来い!!」と挑発を繰り返す。しかし藤本は足を止めず動き続けウェリバーをかく乱すると、的確なワンツー連打を浴びせる。豪快なダウンシーンこそ奪えなかったが、藤本は冷静にウェリバーの巨体を捌き、的確な右ストレートでポイントを奪った。
世界ランカーから大金星
K-1からボクシングに転向し、わずか5戦目でWBC世界ヘビー級15位を撃破、日本人初の世界ヘビー級ランカーの誕生を予感させた藤本が控え室で会見を開いた。「実はウェリバーのビデオですが、今日初めて観ました(笑)。ぶっつけ本番でした。僕はやるだけだった!!それでも試合後に記者の皆さんに囲まれたくて戦いました(笑)。怖くなかったし、安心してリングに上がれた。不思議な感覚でしたね」と笑顔を見せた。
田中トレーナーと
ボディ攻撃を尋ねられ藤本は「田中先生に"アウトボクシングするか、インファイトをするか、試合が始まってから決めろ!!"といわれて、それでボディを狙った。この試合は日本人として勝ちたかったし、僕はここで終わる人間じゃありませんから!!」と更なるステップアップを誓った。
観戦に訪れたソニー・ビル・ウィリアムズと
今後について萩森マネージャーは「これで世界ランキングに入ると思うが、まだ白紙の状態です。でも世界挑戦のチャンスがあれば…」と語ると、すかさず藤本は「まだ僕はプロデビューして9ヶ月ですよ(笑)。世界なんていわないで下さい!!」と無謀な挑戦を必死に阻止したのであった。
いよいよ世界へ
ウェリバー戦の勝利、それは藤本にとって世界ヘビー級王者へのスタートラインに立つこと意味する。
"拳闘家"藤本京太郎は、WBC世界ヘビー級15位以内にその名を連ねることができるのか!!
"拳闘家"藤本京太郎は、WBC世界ヘビー級15位以内にその名を連ねることができるのか!!