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村田諒太(東洋大学職員)が日本に48年ぶりの五輪ボクシングの金メダルをもたらしたが、その決勝戦に関してブラジル側が異議を唱えた。採点見直しを含めAIBAに説明を求めたものだが、このほど「その必要なし」と却下された。
ブラジルのボクシング委員会は、ミドル級決勝戦でエスキーバ・ファルカオ・フロレンチーノが村田に14対13の1ポイント差で敗れたが、その採点に不満を持っていた。ホールドの反則により3回にフロレンチーノに2点の減点(実際は村田に2点の加点)が科されたが、それに関して主審が「(フロレンチーノに)気の毒なことをした」とこぼしたと主張。なんらかの意図があったのではないかという論旨だったが、これを受けたAIBAは「それは主審が単に選手に同情しただけのこと。採点にミスがあったとは認められない」とブラジル側の訴えを全面却下した。