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23日、日本中が注目した日本初のWBA・WBC世界ミニマム級王座統一戦から約一ヶ月、WBA世界王者・井岡一翔(井岡)が練習を再開した。また、練習に先立ち今の心境を集まった報道陣に語った。
井岡一翔
入念なストレッチの後、記者の前に現れた井岡は6月20日の激闘を振り返り「なかなかベストな状態で試合ができることもないし、その中で統一王者になれたのは自信になりましたね」と日本初の偉業に満足な表情を見せた。
練習再開
激戦から一ヶ月経った今の心境を「いい感じで一ヶ月きています。次のライトフライ級も元々本来の階級ですし、なかなか体が戻らなくなっているけど、気持ちが引き締まっています」と静かに語ると「階級が上がったからって、今のボクシングのスタイルを変えるつもりも無い。」と2階級制覇に自信を見せた。
トレーナー井岡一法氏
会見にも同席した父でトレーナーの井岡一法氏は、世界王座統一前と今の一翔の違いを聞かれると「何も変わっていない、元々統一王者を目標にしてきたわけじゃないし、今回、本来の階級に戻したことで、パンチにも体重が乗っていたし、複数階級制覇をすると本人も言ってる訳やからね。」と一翔の成長ぶりに目を細めた。今後に関して「年内に宮崎亮と一翔のダブル世界戦を考えてはいるけど、まだ何も決まってない」とファンの待ち望む試合を企画中であることを明かした。
2階級制覇へRun!
この日の井岡は、会見後に4Rシャドーで体を温めると、父・一法トレーナーを相手に本番さながらの熱のこもったミット打ちを数ラウンドこなし、ジムをあとにした。