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12日、都内にある帝拳ジムに姿を現したのは、WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志の持つベルトに挑むマイケル・ファレス(比)。この日は、7月16日の世界挑戦を前に挑戦者の公開練習と記者会見が同ジムにて行われた。トレーナーと談笑しながら陽気にジム入りしたファレスからは自信と余裕さえ見受けられた。
挑戦者陣営
公開練習前に行われた記者会見では、コンディションについての質問に「(体調は)とてもよくて準備もしてきた。上々です。」と答えた。今回で4度目の来日となる日本だが、前回の来日より暑さを感じるとのこと。自分のボクシングスタイルを聞かれると「イケイケでストレートが得意。」と陽気に話す。
ミット打ち
内山選手についての質問にファレナスは
「内山は強いが、倒せます。準備をしてきたので問題ないです。日本に来たからにはベルトをフィリピンに持って帰る」と答えた。
続いて、トレーナーに内山選手についての質問が移ると、「陶器のように脆い選手。こちらはプランABCと用意してあるのでリングの外にしか逃げられない。このチャンスをずっと待っていた。プロモーターに感謝したい。日本のファンには申し訳ないが勝ちます。」と自信を口にした。
トレーナーと2ショット
さらに、内山選手は怖くないか?との質問には「ファレナスほどの強い選手と戦ったことがないと思う、ラストラウンドのゴングを聞くことはないだろう。以前、内山は怪我をしたと聞いたが、ファレナスと戦うことを後悔するだろう。」と挑発した。
サンドバッグを相手に
ファレナスについてもカール・ペネロッサJr.トレーナーは「さらに上手くなった。自分の教えたことを全て吸収していくので不安はない。」と話すと、最後に家族のことを聞かれた挑戦者は「ベルトを持って帰ると約束したので持って帰ります。」と宣言した。
マイケル・ファレナス
会見後の公開練習では、2ラウンド行ったシャドーで軽快なステップワークを見せ、ミット打ちに入るとトレーナーをロープ際に押し込むまでの強打を披露した。
その後のサンドバッグ打ちでは、連打でサンドバッグを浮き上がらせ、内山を意識したのか、自身のパワーを披露した。
死角なしと思われる王者・内山高志をどこまで追い込めるか、楽しみである―。
■WBC世界Sフェザー級タイトルマッチ
王者内山 高志(ワタナベ)VS挑戦者マイケル・ファレナス(比)
■日時:7月16日(月)
■会場:埼玉ウィングハット春日部
■お問合せ:帝拳ジムTEL.03-3269-6667
その後のサンドバッグ打ちでは、連打でサンドバッグを浮き上がらせ、内山を意識したのか、自身のパワーを披露した。
死角なしと思われる王者・内山高志をどこまで追い込めるか、楽しみである―。
■WBC世界Sフェザー級タイトルマッチ
王者内山 高志(ワタナベ)VS挑戦者マイケル・ファレナス(比)
■日時:7月16日(月)
■会場:埼玉ウィングハット春日部
■お問合せ:帝拳ジムTEL.03-3269-6667