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11日、後楽園ホールで行われたスーパーバンタム級8回戦では、リーゼントボクサー和氣慎吾(古口)が東洋10位・日本11位のジョナタン・バァト(カシミ)を判定で破る金星を上げ、ランク入りを確実なものにした。
左:和氣 右:バァト
出だしから集中力を高め右ジャブで距離を掴んだ和氣は、4Rにゴングの加撃(バァトに減点1)でダウンのアクシデントがあったものの、比国出身のファイター・バァトを左ストレート、クロスで最後まで攻めきり、判定0-3(74-77,74-78,74-78)で勝利。和氣ファン、そして古口ジムの期待に見事応えた。
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試合後、和氣は「流石に強かった…。でも効いたパンチはなかった。(4Rのダウンも)パンチが来るなと分かり、ゴング後だったので『倒れちゃえ』みたいな。気持では負けたくなかった」と話し、以外にもあの場面は冷静だったと振り返った。自身では肝心なところで攻めきれないと課題を残すも、古口会長は最後まで前に出たことを評価した。
試合後の和氣
プロ入りから6年。念願のランキングを手にした和氣は最後に「まだまだこれからだが、必ずタイトルまで登りつめる」と誓った。