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8度目の防衛戦を5日後に控えた14日、WBC女子世界アトム級王者"ピンクのサウスポー"小関桃が、所属する都内・青木ジムで公開練習を執り行った。
亜麻仁油を手に
公開練習前に会見を開いた小関は、現在のコンディションを求められ「いつも通り。7回の防衛戦と同じで順調にきています。悪い部分を修正しつつ、怪我や風邪に注意してベストな状態でリングに上がります」と順調な仕上がりをアピールした。ここで有吉会長が「体調は本当に良いですね。今回、小関は摂取する油分を変えてみました。亜麻仁油という油ですが、縁あって提供してもらっています。非常に良い感じですよ」と秘密兵器の存在を明かすと、小関も「2ヶ月くらい使っていますが、いつにも増して調子が良いです(笑)。パワーを実感しています!!」と亜麻仁油を手に笑顔を見せた。
公開練習
冒頭で"悪い部分を修正して…"とはどこかと尋ねられ小関は「ムキになって打ち合ってしまうところ。空間をもっと上手く使えるようにしたい。行き過ぎないことを心掛けています」と冷静に戦うことが重要と語り、防衛回数は意識しているかと問われ「特に意識していません。迫力や衝撃では男子に敵わないが、2分間の中で繰り広げられる"スピードと駆け引き"を観てもらいたい
。男子の興行でメインを飾ることに意義がある!!19日は後楽園ホールに足を運んで下さい」と決意を語った。
スパーリング
公開練習に移った小関は小林トレーナーをパートナーに2ラウンドのスパーリングで汗を流し、常にワンツー・右フックとスピーディーなパンチを繰り出し距離を意識して動き続けた。スパー後は休むことなく有吉会長とのミット打ちに入り、小関はスパー同様に右リードで距離を取り、シャープなワンツーを打ち込み、8度目のタイトル防衛に向け亜麻仁油パワーを爆発させた。
有吉会長
最後に有吉会長は、挑戦者ナガワに対し「富樫と戦ったときに研究していました。小関に挑戦するのでビデオを見直しましたが、アトム級としてはパンチがあるし、相打ちになるパンチは危ないタイミングで打ってくる。小関はサウスポーなので余計に怖い部分はありますね。19日はやってみないと分かりませんが…。作戦通りに戦えれば完封できると思う。後半にチャンスがあれば、お客さが喜ぶ場面を作れれば最高ですね!!」と強打を警戒するも、ボクシングモバイルにタイトル防衛を予告してくれた。
V8は完封で!
果たして8度目の防衛戦、"アジア最強"ナガワを迎え撃ち、"ピンクのサウスポー"はパーフェクトゲームを展開することができるのか…。
■WBC女子世界アトム級タイトルマッチ
王者・小関桃(青木)VS挑戦者ジュジース・ナガワ(比国)
■日時:6月19日(火)
■会場:後楽園ホール
■お問合せ:青木ジムTEL.03-3232-8603
■WBC女子世界アトム級タイトルマッチ
王者・小関桃(青木)VS挑戦者ジュジース・ナガワ(比国)
■日時:6月19日(火)
■会場:後楽園ホール
■お問合せ:青木ジムTEL.03-3232-8603