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WBCは15日付のオフィシャル・ホームページで、スーパーバンタム級V7王者の西岡利晃(帝拳)を「名誉王者」に昇格させたと告知した。
これはWBC理事会の決定事項とされており、昨年10月のラファエル・マルケス(メキシコ)戦をはじめコンスタントに7度の防衛を果たしてきた西岡の実績が十分に評価されてのことと思われる。
今年に入ってから西岡は公式の場で「もうドネア(現WBO同級王者ノニト・ドネア)しかいないでしょう」と話しており、対戦候補を事実上ドネアひとりに絞っている様子。対戦を実現させるためにはドネアの日程とのすり合わせが必要となるため、WBC王座の防衛戦をスムーズにこなすことは難しい状況となっていた。こうした事情をふまえてのWBCの措置と思われる。
名誉王者は一定期限内に防衛戦を履行する義務を負わず、事情に合わせていつでも優先的にタイトルマッチに出場することができる特権を有する。これまでにも膝の故障で戦線を離れたヘビー級のビタリ・クリチコ(ウクライナ)や、複数階級制覇のフロイド・メイウェザー(米)らが名誉王者に認定されている。ちなみにクリチコは4年のブランク後、復帰戦でいきなり王者サムエル・ピーター(ナイジェリア/米)と対戦したが、このときは指名挑戦者よりも優先して対戦が認められている。
今年に入ってから西岡は公式の場で「もうドネア(現WBO同級王者ノニト・ドネア)しかいないでしょう」と話しており、対戦候補を事実上ドネアひとりに絞っている様子。対戦を実現させるためにはドネアの日程とのすり合わせが必要となるため、WBC王座の防衛戦をスムーズにこなすことは難しい状況となっていた。こうした事情をふまえてのWBCの措置と思われる。
名誉王者は一定期限内に防衛戦を履行する義務を負わず、事情に合わせていつでも優先的にタイトルマッチに出場することができる特権を有する。これまでにも膝の故障で戦線を離れたヘビー級のビタリ・クリチコ(ウクライナ)や、複数階級制覇のフロイド・メイウェザー(米)らが名誉王者に認定されている。ちなみにクリチコは4年のブランク後、復帰戦でいきなり王者サムエル・ピーター(ナイジェリア/米)と対戦したが、このときは指名挑戦者よりも優先して対戦が認められている。