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世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)が10日、横浜市内の大橋ジムで報道陣に練習を公開した。
井上は、5月6日(月・祝)、東京ドームでWBC(世界ボクシング評議会)同級1位のルイス・ネリ(29=メキシコ)を迎えて、スーパーバンタム級4団体防衛戦に臨む
マイク・タイソンvsジュームス・ダグラス戦以来、34年ぶりに東京ドームで行われるボクシング興行で、日本人選手がメインイベントを務めるのは初めてだ。
この日、31歳の誕生日を迎えた井上は、「年齢は関係なく成長している。良いキャリアの積み方ができている。(東京ドームでの)5万人近い声援はプラスに働く。当日は、とてつもない試合を見せる」と決意を口にした。
井上は、5月6日(月・祝)、東京ドームでWBC(世界ボクシング評議会)同級1位のルイス・ネリ(29=メキシコ)を迎えて、スーパーバンタム級4団体防衛戦に臨む
マイク・タイソンvsジュームス・ダグラス戦以来、34年ぶりに東京ドームで行われるボクシング興行で、日本人選手がメインイベントを務めるのは初めてだ。
この日、31歳の誕生日を迎えた井上は、「年齢は関係なく成長している。良いキャリアの積み方ができている。(東京ドームでの)5万人近い声援はプラスに働く。当日は、とてつもない試合を見せる」と決意を口にした。
100人弱の報道陣
この日の公開練習には100人弱の報道陣が詰めかけ、あらためて注目度の高さを感じさせた。井上は、「大橋ジム30周年で、東京ドームでの興行は感慨深い。必ず成功させなければいけない。大橋ジム4選手が全員勝利して、最高の結果で締めたい」とチーム全員での勝利を誓い、「4本のベルトを掲げて入場する姿を見てもらいたい」と、4団体統一チャンピオンとして初めての防衛戦に気持ちを高めた。
ネリの技術を警戒
ネリの印象を聞かれた井上は、「攻撃面に目がいきがちだが、その中で打たれ強さもあるし、荒々しい動きの中でのディフェンスだったり、細かい巧さを持っている」と技術面を警戒。「フィゲロア(ブランドン・フィゲロア=米)にボディで倒されているが、あのタイミングでもらったら誰でも倒れる。自分としては、ボディに対して意識はしていない」とボディが弱点だと言われる点に関しても、キッパリと否定した。
初回が大事
会見に同席した大橋ジムの大橋秀行会長は、「ネリは倒しに来るボクサーで、そういった相手はドネア(ノニト・ドネア=比/米)以外いなかった。危険な相手なのは間違いない」と警戒したが、「尚弥は一段とスケールアップしている。東京ドームという最高の舞台で、最高の結果を出してくれると思う。1ラウンド目は日本のボクシングの歴史上、一番緊張感があるラウンドになるのではないか」と、言葉に力を込めた。
初回が大事
会見に同席した大橋ジムの大橋秀行会長は、「ネリは倒しに来るボクサーで、そういった相手はドネア(ノニト・ドネア=比/米)以外いなかった。危険な相手なのは間違いない」と警戒したが、「尚弥は一段とスケールアップしている。東京ドームという最高の舞台で、最高の結果を出してくれると思う。1ラウンド目は日本のボクシングの歴史上、一番緊張感があるラウンドになるのではないか」と、言葉に力を込めた。
「早いラウンドでのKO決着も想定
井上は「ネリはスピードがないじゃないですか。あのスピードのなさが、自分のボクシングとどうズレを生じるか。スローに打ってくる選手は、意外とタイミングが掴めなかったりする。メキシカン独特の遅れて出てくるパンチを、どう感じるか」と話すと、「初回と2ラウンド目の出だしが大事。(タイミングを)察知すれば、結果は早いかもしれない」と早いラウンドでのKO決着も想定した。
絶好調!
会見後には、シャドーボクシングを2ラウンドを披露。いつも通り基本に忠実で美しいフォームで動いた。サンドバッグ打ちでは、ポジションをしっかりと確認しながら、強打を叩き込んだ。今回も完璧な仕上がりで、東京ドーム決戦を迎えそうだ。
ホワイトタイガーをイメージ
公開練習で着たTシャツは、黒地に白ベースの模様で、イメージは「ホワイトタイガー」。ネリのニックネームであるパンテーラ(黒豹)に対抗したものだ。
井上は「皆にシマウマと言われるのですが」と苦笑いすると、「(ホワイトタイガーと)強調しておいてください」と報道陣にアピールした。
井上は「皆にシマウマと言われるのですが」と苦笑いすると、「(ホワイトタイガーと)強調しておいてください」と報道陣にアピールした。