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日本女子フェザー級タイトルマッチ、王者の三好喜美佳(40=川崎新田)対同級2位の藤原茜(36=ワタナベ)の一戦が1日、後楽園ホールで開催された「ホープフルファイト vol.42」のセミファイナルで行われた。
両者は、2022年6月に対戦して三者三様の引き分け。完全決着をつけるべくリングに上がった。
両者は、2022年6月に対戦して三者三様の引き分け。完全決着をつけるべくリングに上がった。
藤原茜(ワタナベ)が新王者!
藤原が重心を落として左フックをねじ込み、先制攻撃。後手に回った三好だが、2回からボディにパンチを集めて反撃。その後は激しい打撃戦で会場を盛り上げた。5回、藤原は右ストレートを好打。ジャッジに攻勢をアピールした。6回、三好はポジションを上手く入れ替えながら、ワンツーを決めた。ジャッジ2者の支持を得た藤原に軍配が上がった。
「やっとチャンピオンになれた」
4度目の挑戦で新チャンピオンに輝いた藤原は「一番可愛いベルトで、これが欲しかった」と、白色のベルトを肩にかけて喜びに浸った。
「ボディが効いたが、セコンドから発破をかけてもらい、戦い切ることができた。この戦い方で正解だった」と納得の表情を浮かべた。
これまでは足を使いながら、打ち終わりを狙うスタイルだったが、この日は闘志を前面に押し出したファイタースタイルで三好を攻略した。
「ボディが効いたが、セコンドから発破をかけてもらい、戦い切ることができた。この戦い方で正解だった」と納得の表情を浮かべた。
これまでは足を使いながら、打ち終わりを狙うスタイルだったが、この日は闘志を前面に押し出したファイタースタイルで三好を攻略した。
「よく頑張った」小口忠寛トレーナー
今回からコンビを組んだ小口忠寛トレーナーは、「(三好選手が)あんなに出てくるとは思わなかった。我慢比べになったが、よく頑張った。チャレンジャーらしく気持ちを出していた。褒めてあげたいね」と勝利をわかち合った。
「勝ったと思ったが…」
一方、王座を陥落した三好は「2ポイント差で勝ったと思ったが…、自分のスタイルで戦うことができたが、打ち終わりにパンチをもらってしまった」と悔しさをにじませると、「前日計量で並んだ時に気迫を感じて『前回とは違うな』と思った」と気丈に話した。
採点表