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米国・ロサンゼルスのYouTubeシアターで30日(日本時間31日)、WBA(世界ボクシング協会)クルーザー級スーパー王者アルセン・グラミリアン(36=フランス)が、敵地で5度目の防衛戦を決行。元WBO世界スーパーミドル級王者ヒルベルト・ラミレス(32=メキシコ)と拳を交えた。
ラミレスが判定で2階級制覇達成
序盤は王者グラミリアンがプレッシャーをかけて攻め込むのに対し、挑戦者ラミレスは、リングを使いアウトボクシングを行った。グラミリアンが手数で攻勢に出れば、ラミレスは迎え撃ちながら、有効打を奪う一進一退の攻防戦を繰り広げる。終盤に入ると、ラミレスも打ちに出て打撃戦に突入。両選手が最後までパンチを出して試合は終了。判定は3者ともに118-110でラミレスを支持、2階級制覇を達成した。