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イタリアのブストアルシチョ市内で3日から開催されてきたパリ五輪の第1次世界予選では、11日、同予選の通過者決定戦となる最終試合が行われ、日本代表では男子63.5kg級・西山潮音(駒澤大学)と女子50kg級・木下鈴花(クリエイティブサポート)が、ここまで勝ち上がってきた。両者は五輪の切符を手に入れることができたのか?
軍配は惜しくも相手へ
西山は、バフドゥル・ウスモノフ(タジキスタン)と対戦。切れ味のある左右のストレートを連発したが、大柄なウスモノフの猛攻も激しく、結果は判定2-3でポイント負け。西山は「悔しいです。すみません」と退場側にひと言残した。
日本最後の砦となった木下
木下はサビーナ・ボボクロワ(ウズベキスタン)と対戦。初回の劣勢をスピーディな攻めで中盤から巻き返しにかかった木下だったが、ボボクロワの技巧も冴え、判定1-4でポイント負けとなった。木下は「闘争心がいつも以上に出て、勝ちにこだわった試合をしたが、切符を逃して残念。次回はラストチャンスなので、必ず決める」とコメントした。
木下も僅差で敗れた
今回好調だった日本代表だが、出場権獲得はなし。5月23日から6月3日までタイのバンコクで開催される第2次世界予選に臨む。なお、パリ五輪本選はローラン・ギャロスをボクシング会場として、7月26日から8月11日まで開催される。