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「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT(以下、WHO'S NEXT)」のシーズン2となる2024年の取り組みが12日、都内の東京ドームホテルで行われた会見で発表された。
会見の席に登壇したのは、華々しいアマチュア実績を引っ提げてプロ転向を正式に発表した荒本一成(24=帝拳)と、強化育成選手に指定された堀池空希(22=横浜光)、眞下公翔(21=横浜光)、橋麗斗(22=パンチアウト)、伊藤千飛(18=真正)ら5名の「Prospect Next Champion」。今年4月からの「WHO'S NEXTシーズン2」も楽しみだ。
会見には、真正ジムの山下正人会長、横浜光ジムの石井一太郎会長 、(株)DANGANの古澤将太代表取締役の3名も同席した。
長らく日本中のボクシングファンに愛されてきた「DYNAMIC GLOVE 」 (日テレG+)の後継番組として、配信プラットフォーム「U-NEXT」で映像配信が始まった「WHO'S NEXT」は、試合の組み合わせだけではなく、試合会場内の豪華な演出でも高い評価を受けている。
スーパーライト級の大型新人として注目されている堀池は、ボクシング歴は4年ほどと浅いが、実家が空手の道場とあって、幼少期から空手やキックを経験していた。「スピードとジャブ」を武器に世界を目指す。「同期には負けたくない」と、黄金世代のライバル達とも「誰が最初にチャンピオンになれるかを話している」と抱負を語った。
国内でも激戦区の一つに挙げられるスーパーフライ級に参戦する伊藤は、この日の合同会見に参加した中では、一番若い18歳。ボクシングの名門、興国高校で、高校選抜2連覇。アジアユース選手権でも銅メダリストに輝いた実績を持つ実力者だ。井上尚弥(30=大橋)を憧れの選手として、真っ先に挙げた。ライバルは「同じ階級の選手全員」という若武者は、「ジャブとカウンターのストレートで倒したい」と抱負を語った。
大学ボクシングの名門、日本大学ボクシング部でも実績を積み上げてきた橋は、「目の良さが売り」と自身のPRポイントを挙げ、ディフェンスとカウンターに自信を示した。「練習はきつくて地味だけど、勝った時の喜び」が、橋をボクシングに没頭させている。右利きのサウスポー。国民体育大会、高校選抜、インターハイで優勝。アジアユース選手権では銅メダリストにも輝いている。
プロ叩き上げの眞下は、すでにプロ戦績7戦全勝(6KO)と順調にプロのリングで実績を残しているが「30点。思った倒し方ができていない。もっと派手に!」と、自身を鼓舞した。会見に同席した石井会長は「体の強さがある。ロマン枠」と今後の活躍に期待した。右利きのサウスポーがぶっ放す、右フックと左ストレートは、一見の価値あり。