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[囲み取材]2024.3.6

大橋秀行会長が東京ドームへの思いを語る

 大橋ボクシングジムの大橋秀行会長が6日、東京ドームで開催される、スーパーバンタム級世界4団体統一王者の井上尚弥(30=大橋)と挑戦者のルイス・ネリ(29=メキシコ)の発表記者会見後に、囲み取材に応じた。

 東京ドームでボクシング興行が開催されるのは、1990年2月11日のマイク・タイソンとジェームス・ダグラスによる世界ヘビー級タイトルマッチ以来、34年ぶりのこと。大橋会長は、この年の2月9日に後楽園ホールで9回TKO勝ちし、WBC世界ミニマム級王座を獲得。日本のジムに所属する選手による、世界挑戦連続失敗記録を21で止めた。その4日後、世界チャンピオンとして、東京ドームでタイソン戦を観戦していた。
4大世界タイトルマッチ
 大橋会長は「すごい雰囲気で、ミニマム級とヘビー級では全然違うんだなと思った」と34年前の出来事を振り返ると、「自分のジムの選手が東京ドームで試合をするなんて夢のよう」と語った。ビッグイベントは、4大世界タイトルマッチとして行われる。「ボクシング界のためにも意味が大きいこと」と大橋会長は、ボクシング人気が一過性のものにならないための、熱い想いを語った。
「1ポンドでもオーバーしたらさせない」
 ネリの体重超過には特に神経を尖らせる。「1ポンドでもオーバーしたら、試合はやらせない」とネリ陣営に釘を刺した。
5月6日、東京ドーム!
 ネリの印象を聞かれた大橋会長は「井上を倒しにくる選手。怖さはこれまでで一番」と警戒。「勝負は早いかもしれない。目が離せない試合になる」と予想した。

 すでにメキシコ人のスパーリングパートナーが来日し、モンスターは、スパーリングで調整していることも明かした。
ネリとショーン・ギボンズ マネージャー

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