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WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級新チャンピオン田中恒成(28=畑中)が25日、都内のホテルで一夜明け会見に臨んだ。
田中は、昨日(24日)、両国国技館で開催された「Prime Video Presents Live Boxing 第7弾」で、同級2位のクリスチャン・エドゥアルド・バカセグア(26=メキシコ)との王座決定戦で勝利し、世界4階級制覇を達成。21戦目での4階級制覇は、オスカー・デラホーヤ(米)の24戦を上回る最速。日本人3人目の4階級制覇王者となった。
田中は、昨日(24日)、両国国技館で開催された「Prime Video Presents Live Boxing 第7弾」で、同級2位のクリスチャン・エドゥアルド・バカセグア(26=メキシコ)との王座決定戦で勝利し、世界4階級制覇を達成。21戦目での4階級制覇は、オスカー・デラホーヤ(米)の24戦を上回る最速。日本人3人目の4階級制覇王者となった。
「気持ちは次に向いている」
会見に臨んだ田中は「ダメージや疲労は、これまでで一番ない」と、試合後はしっかりと睡眠を摂れたようで試合映像も見たようだ。「良いところも悪いところも出た試合。良くも悪くも落ち着いてできた。あとは、KOできるかそうでないか。やっとこのベルト(スーパーフライ級)が獲れて安堵したというより、気持ちは次に向いている。昨日の試合後には王座統一戦と言ったが、まずは指名戦」と、チャンピオンとしての自覚を示した。
「冷静にコントロールしていた」
村田大輔トレーナー
村田大輔トレーナー
村田大輔トレーナーは、「冷静に(動きを)見切ってコントロールしていた。本来、持っている攻撃力をどこで活かすのか。フィニッシュに向けての出力が課題」と語った。
力の差を見せた
「1日経ってやっぱり通過点だったなと。これまでやってきたことと変わらない。相手を倒すこと。大きな舞台に立つこと。冷静に戦う中で気持ちをもっと盛り上げて熱くなれるか」。プロデビューした時から一貫して強敵と戦い続けてきた田中は、これまでと同じくブレずに突き進む。
指名戦をクリアした先の他団体王者との王座統一戦。そして、井岡一翔(34=志成)との再戦を目指していく。
指名戦をクリアした先の他団体王者との王座統一戦。そして、井岡一翔(34=志成)との再戦を目指していく。
田中恒成の挑戦は続く
会見後には、これまで獲得してきたWBOの4本のベルトを持って写真撮影に応じた。しばらく持っていたが、「キツい…」とベルトの重さに思わず声が漏れると、報道陣から笑いが起こった。これまで成し遂げてきた偉業を、ベルトを持つことであらためて体感したようだ。