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WBO(世界ボクシング機構)スーパーライト級王者のテオフィモ・ロペス(26=米)が8日(日本時間9日)、米国・ラスベガスのミケロブ・ウルトラ・アリーナで決行される初防衛戦の最終記者会見を行った。WBO同級10位のジャーメイン・オルティス(27=米)と決戦前に対峙した。
スーパーボウル前夜祭
米国ボクシングでは珍しい現地時間の木曜に開催される今回の世界戦。同地ラスベガスのアレジアント・スタジアムで、週末に開催される最大のスポーツイベント、NFLのスーパーボウルに合わせた形だ。
ロペスにとっては、2022年8月にペドロ・カンパ(32=メキシコ)に7回TKO勝利して以来のラスベガスのリング。昨年6月にジョシュ・テイラー(33=英)を撃破し、世界王座奪還に成功した。
会見ではV1戦に勝利した後、WBA世界ライト級王者ジャーボンテ・デイビス(29=米)、世界ウェルター級3冠王者テレンス・クロフォード(36=米)など、前後の階級に君臨する絶対王者とのビックファイトを目指すと語った。
対するオルティスは、「リスペクトはない、これは戦いだ。彼の首を狩るために、ここに来た」と番狂せを狙い息巻いた。