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WBC(世界ボクシング評議会)世界バンタム級王者のアレハンドロ・サンティアゴ・バリオス(27=メキシコ)に挑戦する中谷潤人(26=M・T)が5日、合宿トレーニング先の米国ロサンゼルスから帰国した。中谷は2月24日(土)に開催される「Prime Video Presents Live Boxing 7」のメインイベントで、世界3階級制覇を目指す。
140ラウンド以上のスパーリングを消化
ルディ・エルナンデス・トレーナーの指導の下、約1ヶ月のトレーニング合宿期間中に140ラウンド以上のスパーリングを消化。今回は16ラウンドのスパーリングやスパーリングの途中にサンドバッグ打ちを挟むなど、体力面とメンタル面の強化に努めた。
アグレッシブに行く場面もある!
WBC王者のサンティアゴ対策として、「機動力もあって、タフな選手なので、アグレッシブに行かないといけない場面もある」と覚悟を決めて挑む、スリリングな展開になることも視野に入れた。
手数とスピードと安定感がアップ!
囲み取材中、中谷が口にしたのは「手数とスピードと安定感」。集中力に関して「長いラウンドでも発揮できるように、テーマを持ってできた」と練習を振り返った。アマチュア経験も豊富なキューバ出身の選手を相手に、実践経験を積むこともできたという中谷は「当てさせてもらえない中で、手数を出せた」と充実感を漂わせた。
明日からも国内でスパーリングを続けて、最終調整に入る。