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元WBOアジアパシフィック・フライ級王者で、日本同級2位の山内涼太(29=角海老宝石)が2日、後楽園ホールで開催された「DANGAN263」のメインイベントに出場。フライ級8回戦でアーノルド・ガルデ(33=比)と対戦した。
王座返り咲きを目指す山内の強打が火を噴いた!
王座返り咲きを目指す山内の強打が火を噴いた!
山内涼太(角海老宝石)がKO!
ガルデの左フックをガッチリとブロックした山内は、ラウンド終盤に左ボディでガルデの動きを止めてペースを掌握。2回、山内はコンパクトな右アッパーで痛烈なダウンをゲット。ガルデに10カウントを聞かせた。
「右アッパーは自然と出た」
圧巻のパフォーマンスを見せた山内は「初回にアッパーをもらったので、やり返そうとして出したパンチ」と、フィニッシュブローの右アッパーについて振り返った。
「もう一度上を目指す」
2022年4月に当時のWBO世界フライ級王者の中谷潤人(25=M・T)に挑戦したが、8回TKO負けで涙を飲んだ。「ずっと悔しい思いのまま」と中谷戦以降は、「地道な練習にも取り組むようになった」と意識が変わったようだ。
今後の目標を聞かれた山内は「いつチャンスがきてもいいように、しっかりと準備しておく」と、フライ級でのベルト獲得を誓った。
今後の目標を聞かれた山内は「いつチャンスがきてもいいように、しっかりと準備しておく」と、フライ級でのベルト獲得を誓った。
鼻骨を骨折
一方、10カウントを聞いたガルデは「相手のボディブローを警戒していた。アッパーが来るとは思わなかった。最後のパンチは見えなかった」と苦笑いを浮かべた。