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WBOアジアパシフィック・ミニマム級王座決定戦の前日計量が2日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、元WBO-AP王者で同級4位の小林豪己(25=真正)と日本同級4位の金谷勇利(27=金子)が計量に臨んだ。
アマチュア時代、同じ学校で汗を流した2人は、明日(3日)に「第11回 WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のメインイベントで拳を交える。
アマチュア時代、同じ学校で汗を流した2人は、明日(3日)に「第11回 WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のメインイベントで拳を交える。
「勝ちに徹する」小林豪己
王座返り咲きを目指す小林は、ミニマム級リミットを200g下回る47.4kgでクリアした。「自然とそうなってしまった」とツーショット撮影を終えると、グータッチで明日の健闘を誓いあった。金谷の印象を聞かれた小林は「アマチュア時代は出入りを活かしたボクシングが上手かったが、プロになってからどっしりと構えて、強いパンチを打ち込むようになった」と話すと、「立ち上がりを警戒して、自分のボクシングを貫く」と意気込んだ。
王座返り咲きへ
小林は、昨年8月にジェイク・アンパロ(フィリピン)に判定負けを喫し、王座を陥落。アンパロがタイトルを返上したため、再起戦でベルト奪還のチャンスを掴んだ。「こんなに早くタイトル戦が来るとは思っていなかった。ここを勝って元の位置に戻る。(高校の先輩だが)やりにくさはまったくない」と言葉に力を込めた。
タイトル初挑戦の金谷勇利(金子)
一方、タイトル初挑戦の金谷は、リミットちょうどの47.6kgで計量を終えた。囲み取材に応じた金谷は「試合の話が来た時は(後輩で)複雑な気持ちもあったが、お互いに目指しているところは一緒。明日は遠慮なく殴りにいく」と勝負に徹するつもりだ。
「圧倒する」
写真撮影の際、ベルトに触れた金谷は「『勝ったら、これ(ベルト)を持って帰れるのか』と思うと気持ちが昂った。練習してきたことを出し切って、圧倒して勝つ」と拳を握り締めた。