堺春木ジム&ディアマンテジム合同合宿

　堺春木ジムとディアマンテジムの精鋭が11月3日(金)から3日間にわたり、大阪・八尾市内で強化合宿に臨んだ。

　参加したのは、日本スーパーバンタム級11位の河村真吾(33=堺春木)、元WBO女子世界スーパーフライ級王者の奥田朋子(40=堺春木)、WBOアジアパシフィック女子ミニマム級王者の吉川梨優那(22=ディアマンテ)、2022年度全日本スーパーバンタム級王者の安村綺麗(24=ディアマンテ)、C級ボクサーの森脇翼(32=堺春木)。

　河川敷での11�q走、ハンマー叩き、階段ダッシュ、坂道ダッシュ、バトルロープとハードトレーニングで徹底的に鍛え込んだ。

　12月24日(日)にソフィア堺での興行のメインイベントに出場する河村は「再戦できることに感謝しています。そして、勝利以外の結果なら自分に次はない。走り込み合宿はハードですが、敗けより苦しく辛いものはありません。この合宿は次戦に向けてスタートを切っただけです。このままノンストップでいきます」と小林廉(25=エスペランサ)とのダイレクトリマッチに気持ちを高めた。

　再起戦に臨む奥田は「心身共にとても充実した、楽しくてしんどいトレーニングを積むことができました。次の試合に向けて、爆発させられるよう準備をしています」とコメントを寄せた。奥田も12月24日の興行に出場する(対戦相手未定)。

　安村は「堺春木ジムさんの合宿に同行させていただき、とてもいい練習ができました。次の試合は足を使いつつ倒しに行きます!」と、進化した姿を見せると約束した。安村も12月24日の興行に出場。スーパーバンタム級8回戦で坂本佳朗(28=本多)と拳を交える。

　吉川は「春木会長(春木博志:堺春木ジム会長)に、とてもハードで、スパルタなトレーニングメニューを組んでいただき、またさらに強くなりました! そして、チーム皆に支えてもらい、1日1日やり遂げることができ自信もつきました。次の防衛戦も必ず勝ちます! 春木会長・堺春木ジムの関係者の方々、ありがとうございました!」と手応えを感じていた。