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IBF(国際ボクシング連盟)ライトフライ級王者シビ・ノンシンガ(24=南アフリカ)が、4日(日本時間5日)、モナコ・モンテカルロで同級12位エイドリアン・クリエル(24=メキシコ)を迎えて2度目の防衛戦に臨んだ。
ここまで無敗のノンシンガだが、まさかの結果となったーー。
クリエルが新王者!
初回、プレッシャーをかけるクリエルに対し、ノンシンガはジャブで距離を測り、ボディストレートを伸ばした。2回、衝撃の結末が訪れた。クリエルがコーナーに詰めると、右オーバーハンドを直撃させ、ノンシンガはロープに後頭部を打ち付けて倒れ、レフェリーは即ストップ。クリエルが2回1分09秒KO勝利で、世界王座初載冠を果たした。
同級統一王座の寺地拳四朗(31=BMB)、矢吹正道(31=緑)の新たな標的として、クリエルに注目が集まりそうだ。
同級統一王座の寺地拳四朗(31=BMB)、矢吹正道(31=緑)の新たな標的として、クリエルに注目が集まりそうだ。
矢吹正道(緑)
この試合を映像で視聴した矢吹は「強いチャンピオンが誕生しました。ハイガードでプレッシャーが強い。偶然ではなく必然的な内容でした。(相手は)誰でもいいので早くタイトルを獲って、フライ級やスーパーフライ級に進出したい」とコメントを寄せた。