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中国・杭州で開催されている第19回アジア競技大会のボクシング競技では、10月1日、日本代表の女子57kg級・吉澤颯希(日本体育大学)が出場。準々決勝戦で、表彰台入りと2024年パリ五輪への出場権を懸けて、ミズゴナ・サマドワ(タジキスタン)と争った。
競技終了直後の様子
チェン・マンマン(マカオ)との初戦は、豪快な攻めで初回にレフェリーストップ勝ちを呼び込んだ吉澤。だが、2回戦ではサマドワの技巧に空回りが続く。途中からサマドワもややガス欠気味になったが、吉澤も追い込むにはいたらず、判定5-0でポイント負け。吉澤は「身構えて後手後手になってしまった」と敗因を語った。
次は岡澤が五輪切符争奪戦
アジア大会のボクシング競技は10月2日が休息日。3日は男子の51kg級・坪井智也(自衛隊体育学校)、57kg級・原田周大(専修大学)、71kg級・岡澤セオン(株式会社INSPA)が出場。すでに銅メダル以上が確定している岡澤のみ、ここで勝てばパリ五輪への出場権も獲得できる準決勝戦。他2選手にも表彰台入りがかかる。