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江見ボクシングクラブと結花ジム共催の「Be Born Again Fight vol.3」が24日、岡山美作文化センターで行われ、全8試合で熱戦が繰り広げられた。
メインイベント48.2kg契約4回戦では、宮元陽汰(18=江見)と見尾涼馬(21=倉敷守安)が対戦した。
メインイベント48.2kg契約4回戦では、宮元陽汰(18=江見)と見尾涼馬(21=倉敷守安)が対戦した。
宮元陽汰(江見)が判定勝ち
メインイベンターに抜擢された宮元が積極的な攻撃でペースを握るが、2回にサウスポー見尾の左ストレートを浴びてダウン。それでも気持ちを切らさず果敢に攻めて、ポイントを挽回。ワンツーで顔を弾き、攻勢を印象付けた。ダウンを喫した宮元だが、接戦を制した。
高校生ボクサー!
試合後、取材に応じた宮元は「ダウンはびっくりしたが、焦りはなかった。初回はポイントを取っていたので、ここから全部取れば良いと思った。勝つことができてホッとしている」と安堵の表情を浮かべた。
2戦目で自主興行のメインイベンターを務めた宮元は「『4回戦の自分が(メインで)いいのか』と思ったが、期待に応えようと思った」と前向きに捉えた。小学1年で叔父に勧められて江見ジムに入門。中学生でプロボクサーになることを決意し、昨年12月に17歳でデビューした。現在、高校3年生の宮元は「明日も授業です!」と笑顔を見せた。
コロナ禍以降、約4年ぶりに津山市で開催された興行は大盛況で幕を閉じた。佐々木会長は「声出し声援が可能になって、最初から最後まで盛り上がって良かった。皆さんの協力のおかげで、無事に終わることができた」とイベントを総括した。
2戦目で自主興行のメインイベンターを務めた宮元は「『4回戦の自分が(メインで)いいのか』と思ったが、期待に応えようと思った」と前向きに捉えた。小学1年で叔父に勧められて江見ジムに入門。中学生でプロボクサーになることを決意し、昨年12月に17歳でデビューした。現在、高校3年生の宮元は「明日も授業です!」と笑顔を見せた。
コロナ禍以降、約4年ぶりに津山市で開催された興行は大盛況で幕を閉じた。佐々木会長は「声出し声援が可能になって、最初から最後まで盛り上がって良かった。皆さんの協力のおかげで、無事に終わることができた」とイベントを総括した。
中原博斗(倉敷守安)が4勝目
第5試合、60.0kg契約4回戦では、奄美隼人(37=江見)と中原博斗(19=倉敷守安)が激突。変則的な左アッパーを打ち込む奄美に対し、中原はジャブから組み立てると右ボディストレート、ワンツーを好打。3回に右ボディでダウンを奪った。4回、中原はボディにパンチを集めてダウンを追加すると、連打で試合を終わらせた。
「ユーリ阿久井政悟さんの背中を追いかける」
8戦目で初めて地元で試合をした中原は「友人や家族が応援に来てくれて力になった。自分の動きができたと思う」と納得の表情を浮かべた。試合前には、ジムの先輩でWBA世界フライ級1位のユーリ阿久井政悟(28)からアドバイスをもらったといい、その成果が出たようだ。
「自分にとって、阿久井さんは目標であり憧れの存在。少しでも近づきたい」。11月15日(水)に世界初挑戦する阿久井の背中を追いかける。
「自分にとって、阿久井さんは目標であり憧れの存在。少しでも近づきたい」。11月15日(水)に世界初挑戦する阿久井の背中を追いかける。
中本豊(結花)がB級昇格
第4試合フェザー級4回戦では、中本豊(25=結花)と千本耕也(26=畠山)が拳を交えた。初回からボディを叩き合う激しい打撃戦を繰り広げたが、サウスポー中本が右ボディを効果的に決めて判定勝ちした。
中本は「やっと上がりました!」と念願だったB級昇格を喜んだ。「相手はスタミナもパンチもあって、デビュー戦とは思えない強さだった。どっちが勝ってもおかしくない内容だった」。
一つずつ勝っていきたい
今後の目標を聞かれた中本は「これからも勝ち負けは繰り返すかもしれないが、一つずつ勝って上にいきたい」と拳を握りしめた。
中本は「やっと上がりました!」と念願だったB級昇格を喜んだ。「相手はスタミナもパンチもあって、デビュー戦とは思えない強さだった。どっちが勝ってもおかしくない内容だった」。
一つずつ勝っていきたい
今後の目標を聞かれた中本は「これからも勝ち負けは繰り返すかもしれないが、一つずつ勝って上にいきたい」と拳を握りしめた。