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3150エリートの3名が11日、都内のワタナベジムで行われた会見で、10月7日(土)、大田区総合体育館で開催される「3150 FIGHT Vol.7」に出場することを発表した。
会見に同席した亀田興毅ファウンダーから「令和の三羽ガラス」と紹介されたのは、花田颯(21=KWORLD3)、政所椋(23=KWORLD3)、野上翔(23=RK蒲田)の3選手。それぞれスーパーフライ級8回戦で競演する。
静かなビッグマウスこと花田颯
静かな口調で、ビッグマウスぶりを披露したのは花田颯。「相手は20戦全勝なので、しっかりKOして土をつけたい。勝ったら世界ランキングに入ると思うので、入ったら最短で(世界王座を)狙いたい。(そのためにも)格上の選手とやっていきたい」と淡々と語ると、亀田ファウンダーも「ファインティン花田」で行こうと大きな期待を込めた。
レネ・ビビアーノ(メキシコ)
花田と対戦するレネ・ビビアーノ(27=メキシコ)は、現在WBA(世界ボクシング協会)スーパーフライ級12位にランクインしている。20戦全勝(7KO)中で、TMK GYM契約第1号選手として、今年の2月に来日し、大阪で勝ち星を挙げている。
KWORLD3の2人がスパーリングを披露
2ラウンドのスパーリングを披露した花田と政所。同門の2人は、普段からスパーリングなどで切磋琢磨している。「2人で世界チャンピオンを目指します」と口を揃えた。
一匹狼の野上翔(23=RK蒲田)
三羽ガラスと紹介されても「一匹狼なんで」と返したのは、野上翔。「相手はアマやムエタイ経験が豊富。ラジャダムラム(ムエタイ)のチャンピオンだった選手だが、ボクシングの差を見せつける。組まれた試合をやるだけ。相手は誰でもいい」と表情を変えずに語った。
拓殖大学ボクシング部のキャプテンを務め、パリ五輪を目指したこともあったが、コロナ禍の影響もあって断念。プロの世界で頂点を目指す。「日本、東洋、そして世界に羽ばたけたらいい」。ムエタイの実力者、アナンタチャイ・ドゥウォンヤ(タイ)を相手に「持ち味はスタミナ。前半苦しまされると思うが、後半倒せると思う」と気持ちを込めた。
政所椋(23=KWORLD3)
野上が「一匹狼」と自身を称して、世界を目指して突き抜けることを宣言した後、軽く"甘噛み"したのは、政所椋。「上で当たることがあれば、リングに沈めてあげようかなと思う」と記者の笑いを誘った。野上は、日本ランキング6位の吉田京太郎(26=ワタナベ)と対戦することが伝えられたが、「相手はプロキャリアは長いが、格闘キャリアは自分も長い。自分のボクシングをしたら勝てる。日本ランカーとできるのはラッキー」と、淡々と勝利宣言して会見を締め括った。