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元プロサッカー選手の山口聖矢(29=大橋)が30日、後楽園ホールで開催された「NTTドコモ Presents フェニックスバトル103」ライト級4回戦で、加藤蓮(22=岐阜ヨコゼキ)と対戦した。
幼なじみでWBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(30=大橋)が見守る中、デビュー戦に臨んだ山口は、ジャブから組み立ててペースを握った。
幼なじみでWBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(30=大橋)が見守る中、デビュー戦に臨んだ山口は、ジャブから組み立ててペースを握った。
初回KO勝ち!
山口がジャブで顔を弾くと、返しのパンチにも冷静に対応。すると右カウンターで痛烈なダウンを演出。レフェリーは、ノーカウントで試合をストップした。
「(右は)自然と出た」
見事なKO勝ちを飾った山口は「(ダウンを奪ったパンチは)狙っていなかった。合わせられそうだったので、冷静に(右を)出した」とフィニッシュブローを振り返ると、「今年2月に右手を剥離骨折していて、右の練習はできていなかったが、尚弥に言われた通り、ジャブとワンツーだけを繰り返し練習してきた」と満面の笑みを浮かべた。
「来年の新人王を目指す」
尚弥の幼なじみということで注目度は高い。「井上家と一緒に練習している以上、負けられないし、負けたくない。見る人が心を打つ試合をしたい。来年の新人王を目指す」と目標を掲げた。
「勝ってホッとしている」
試合後、尚弥は「まず、Jリーガーからプロボクシングに転向する決断がすごい。転向を決意した時から必死に練習しているところも見ていたし、今日こうして結果が出て、僕もホッとしている」と、所属ジムを通じてコメントした。