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バンタム級モンスタートーナメント準決勝&日本バンタム級タイトルマッチの前日計量が29日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、王者の堤聖也(27=角海老宝石)と同級2位の増田陸(25=帝拳)が静かに闘志を燃やした。
試合は、明日(30日)、後楽園ホールで開催される「NTTドコモ Presents フェニックスバトル103」のセミファイナルで行われ、Leminoで無料ライブ配信される。
試合は、明日(30日)、後楽園ホールで開催される「NTTドコモ Presents フェニックスバトル103」のセミファイナルで行われ、Leminoで無料ライブ配信される。
堤聖也(角海老宝石)53.4kg
堤は、写真撮影が終わっても、眼光鋭く増田を睨みつけた。しかし、これは威嚇しているのではなく、横に並んだ相手をじっくりと観察しているのだ。「肌つやが良くて調子が良さそう」と話すと、増田のリーチの長さに警戒心を強めた。増田が177pに対し、堤は165pと12p差と大きな開きがある。
「タフな試合を覚悟している」
アマチュア時代に対戦経験があり、その時は堤が判定勝ちしているが、増田の強打は身をもって知っている。「素晴らしい左を持っている。前戦は左を当てるための前の手の使い方が上手くなっていた」。
「パンチをもらって効く場面もあるかもしれない。タフな試合になることは覚悟している。危機感を持ちながら、10ラウンド戦うつもり。どんな展開になっても、自分のペースになるように準備してきた」と王者の力を示すとした。
「パンチをもらって効く場面もあるかもしれない。タフな試合になることは覚悟している。危機感を持ちながら、10ラウンド戦うつもり。どんな展開になっても、自分のペースになるように準備してきた」と王者の力を示すとした。
「倒して勝つ」
挑戦者の増田は、トーナメント初戦で富施郁哉(25=ワタナベ)を撃破し、ランキング入りを果たすと、4戦目でタイトルに挑む。計量後に取材に応じた増田は「過去最高に仕上がった」とコンディションの良さを強調。「この試合に向けて基礎体力と土台作りをしてから、相手対策をしてきた。練習していることを出し切って、KOで勝つ」とタイトル奪取を約束した。
同門の那須川天心(25)ともジム内や合宿でよく話すようになり、計量後のリカバリーには餅が良いと勧められたという。「タイトルマッチを意識せず良い試合をして、皆に喜んでもらいたい」と意気込んだ。
同門の那須川天心(25)ともジム内や合宿でよく話すようになり、計量後のリカバリーには餅が良いと勧められたという。「タイトルマッチを意識せず良い試合をして、皆に喜んでもらいたい」と意気込んだ。